初級を見据えたカリキュラム
在校生の多くが進学を希望する東京語学学校では、初級カリキュラムの段階から進学を意識して組んでいます。
毎日の授業での語彙、文型を用いたアウトプット、作文や発表など、初級レベルでもできることはたくさんあります。
受験目前の段階で急いで準備するのと、来日してすぐの段階から2年後を見据えてひとつずつステップを積み上げるのとでは、結果にも明確な差が出ます。
また学生の意識もゴールが常に見えているため、モチベーションの維持、勉強への取り組み姿勢も変わってくるでしょう。
進学を意識したアウトプット
「大学での卒業論文について3分で発表する」「自動販売機が多いのはいいことか悪いことか、意見を述べなさい」
東京語学学校ではこれらのテーマについて、書く・話す・意見をまとめるなど、初級のクラスで実施しています。
日本語が初級レベルの学生には難しいのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。
初級の、習った日本語を駆使して、自分の言いたいこと、わかってほしいことをを相手にどうやって伝えるか、
この力が受験では、さらに言えば今後の日本語を使って生きていくには非常に重要であると考えています。
来日して間もないころからこのような訓練を行うことで、いざその力が必要とされるとき、特別に時間をかけて要請せずとも力は既に備わっており、
残り少ない時間を受験準備に充てることができます。